選挙終盤/宇久島を訪問しました

昨日は佐世保市の宇久島を訪問し、
元滋賀県知事の嘉田由紀子参議院議員とともに
宇久島の皆さんに宮沢由彦の思いを訴えさせていただきました。

選挙運動も終盤に入るなかですが、
私の立候補の志にかかわる選挙運動場所として今回、
小値賀島、宇久島訪問を選びました。

選挙戦の終盤であり、
本来であれば人口集中地域を選挙カーにて回るのが常道でありますが、
宇久島のメガソーラー問題は、
長崎県と日本の抱える問題が集約された地域であり、

平成の大合併時代に自主独立を貫いた
小値賀島のリゾートアイランドとしての地位確立の状況と対比して、

これからの長崎県を問う重要な課題として
県民の皆さんに提起したいという私の強い意向からの判断です。

宇久島は島の1/4がソーラーパネルに覆われるという
日本最大級のガソーラー計画や風力発電所の設置計画に対し、

地元の皆さんが企業に対し地元と話し合いをするよう求め、
佐世保市や長崎県、そして環境保護団体や国会議員にまで訴えても
まったく聞く耳を持たれてこなかった。

見捨てられてきたという感情をお持ちです。

宇久島内を回ると、いたるところにソーラーパネル設置予定のために
測量をした赤いリボンが目につきました。
ゴルフの聖地、英セントアンドリュースのような場所として
人気の岬の周辺もソーラーパネルで覆われてしまうと言われます。

これは第2の石木ダム問題と言ってもいいと思います。

しかも石木ダム問題はこれだけ報道されているのに、
宇久島のメガソーラーはほとんど話題になっていない、本当に酷いことだと思います。

こんなことは放置しておけない、私の今回の立候補の理由と同じです。
小さな声を聞く、キャッチする、そして実際に動く、それが私の行動の原点です。

長崎県の皆さんが日本列島の西の端で切ない思いをしているなら、
その問題は、県内では離島の皆さんがその立場であり、
離島のなかでもさらに端にある宇久島の皆さんのことに思いをいたして欲しいと切に願います。